体臭と肉食の関係とは?臭いの原因、予防、改善方法について

焼き肉、牛丼、ステーキ、ハンバーガー……などが好物で「肉が好き!」という方も多いのではないでしょうか。

 

肉に含まれるタンパク質は心身の健康には欠かせない栄養素です。しかし食べ過ぎると体臭の原因になることもあります。

 

ここでは、肉食生活が体臭にどのような影響を及ぼすか、また、肉を一緒にどのようなものを食べればいいのかなど、体臭と肉食の関係についてお話します。

肉食で体臭が強くなる原因とは?

肉に含まれるタンパク質や脂質は、消化吸収に時間がかかる食べ物です。胃に留まる時間も長く、その時間は炭水化物の2倍以上にお及びます。

 

胃の中に肉が長時間とどまることで、発酵、腐敗が起こり悪臭やガスが発生します。口臭だけでなく、それら臭い物質が血液にのり全身から臭いとして放たれてしまいます。

肉食で汗臭くなる原因とは?

食をしているときに体が暑くなったり、汗をかいたりすることはありませんか?これは食べ物を消化するとき、内臓が活動し、エネルギーを使用することで起こる現象です。

 

タンパク質の消化は、炭水化物や脂質に比べて内臓のエネルギーを使用します。そのためお肉を食べているときは、体が暑くなりやすく汗をかきやすくなるのです。

肉食でアンモニア臭がする原因とは?

タンパク質が分解されるさい、アンモニアという物質が作られます。アンモニアが作られすぎると血中にあふれてしまい、口や毛穴からアンモニア臭として放たれてしまうことがあります。

 

アンモニア臭は鼻につくようなツンとした臭いをしています。アンモニア臭は疲労臭とも呼ばれ、タンパク質を摂りすぎたときだけでなく、疲れがたまっているときにも発生しやすいのが特徴です。

 

アンモニア臭は疲労でも発生する

本来、アンモニアは肝臓で尿素で分解されて尿として排出されるのですが、疲労によって肝臓の働きが弱まるとアンモニアの分解が十分に行われなくなります。

 

その結果、口や毛穴から臭いとして放たれしまいます。アンモニア臭が発生しやすいのは、以下のようなタイミングです。

 

疲労がたまっている

肉体疲労により体内の代謝が低下している

 

ストレスがたまっている

ストレスにより自律神経が乱れている

 

肥満・メタボ気味

肝脂肪の場合も肝機能が低下します

 

お酒を飲みすぎている

大量のアルコールの分解でも肝機能が低下します。

 

便秘をしている

腸内に留まる便がアンモニアを発生させます。

肉食で皮脂臭、加齢臭が強くなる原因とは?

お肉を食べすぎた次の日、肌がベタついたり、ニキビができたりしたことはありませんか?動物性脂肪を多く含む食事を摂ると皮脂の分泌量が増えます。この皮脂も酸化することでイヤな臭いを放ちます。

 

代表的なものに加齢臭があります。脂っこいお肉の食べ過ぎは、皮脂による体臭が引き起こされてしまうことを覚えておきましょう。

肉食による体臭の予防・改善方法

動物性と植物性のタンパク質をバランス良くとる

タンパク質には動物性と植物性の2種類があります。動物性タンパク質の代表的なものに肉や魚、植物性タンパク質の代表的なものに大豆製品などがあります。タンパク質はこれら2種類をバランス良く摂っていくことが大切です。

 

動物性タンパク質に脂肪が多いからと植物性タンパク質ばかり摂ることもアミノ酸不足になりやすいためよくありません。それぞれのタンパク質の理想的な比率は、1:1です。

 

また、動物性タンパク質は脂質の多いものではなく、鶏肉のササミや胸肉、牛肉や豚肉のヒレなどの高タンパクなものから選ぶようにしましょう。

 

ビタミンB郡のを摂りタンパク質の代謝を高める

ビタミンB郡はタンパク質や脂質の代謝を助ける補酵素としての働きがあります。皮脂分泌の抑制にも役立ち、加齢臭の予防にもなります。ビタミンB郡のなかでも体臭予防・改善に特に大切となるのは、ビタミンB6、ビタミンB2が特に大切です。

 

ビタミンB6を多く含む食べ物

かつお、まぐろ(赤み)、イワシ、アボカド

 

ビタミンB2を多く含む食べ物

レバー、うなぎ、もろへいや、など

 

食物繊維で腸内環境のデトックス

食物繊維には腸内をデトックスしてくれる働きがあります。臭い物質や有害物質を絡めとり便と一緒に排出してくれます。

 

悪玉菌を減らして善玉菌を増やす働きもあるので、臭い物質の発生を抑制します。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますので、それぞれバランスよく摂ることが大切です。

 

水溶性食物背にを多く含む食べ物

キウイ、山芋、納豆、オクラ、など

 

不溶性食物繊維を多く含む食べ物

ごぼう、ブロッコリー、大豆、など

体臭と肉食の関係まとめ

肉、タンパク質は体にとって大切な栄養素ですが、食べ過ぎると、汗臭さ、アンモニア臭、皮脂臭、加齢臭の原因となります。肉食による体臭を予防・改善するために、植物性タンパク質、ビタミンB郡、食物繊維もしっかり摂っていくようにしましょう。

 

体臭予防・改善のためにも、毎日のようにお肉を食べている人は週3〜4回程度に抑えるようにしましょう。